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 自分は教育大に通っている時、経済的理由から1年休学したことがある。おまけに婦人科の病気が見つかって、治療法は無いと言われ、一時は絶望的な気持ちになった。アルハムドリッラー、1年経って戻って来ることができて、母校のキャンパスをすごくアカデミックな空間だなあと感じた。卒業して1年働いて、大学院に入ってまたキャンパスに戻ってきた時も、アカデミックだなあと、働いている「現場」とは違うとギャップを感じたのだった。今、障害者支援施設の職員として、生活支援員と歩行訓練士の二足のわらじ状態で、重度・重複・高齢化されていく利用者の方々と、視覚障害のある多様な訓練対象者の方々にいかに対応していくか、日々暗中模索している。
 放送大学を知ったきっかけは教員免許更新講習だった。働きながらでも受講でき、近くの学習センターでテストを受けられる。とても魅力的だった。実際に受講してみて本当に良かったし、学習の方法もよく分かったので、もっと知りたくなって、試しに学部に入ってみることにした。前期の半期だけの科目履修生になり、1科目だけオンライン講義を取った。これまた良かったので、後期も1科目だけ科目履修生として受講した。その講義は1000人も受講生がいたらしいが、担当教官の先生がとてつもなくきめ細やかに対応してくれていたし、オンライン講義の重要部分であるディスカッションも成立していた。アカデミックかつ実践的で、毎回の講義は知らないことばかりだったが分かりやすく、自分の現場にもすぐに生かせる内容だった。来年度は学部の選科履修生になることにした。
 自分にとって、働くことは楽しいが、学ぶことは苦しみを伴う作業だと思う。しかし、私が生まれる前から今に至るまでずっと特別支援学校の教師である父親は、常に学びを絶やしていない。私が同じ道に進んでからは、だいぶ後輩だろうが娘だろうが関係なく、新しく分かってきた疾病や障害の情報などについて「○○のことを知っているか?教えてくれ」と聞いてくる。その姿を見ていると、分からないことがどんどん噴出する現場で、今ある知識だけで知った風な顔をして日々働くなんてとてもできない。そういう、働きながら学ぶという需要に放送大学ほど完璧に応えてくれる大学は日本には他にないと思う。
 それだけでなく、一から放送大学を選択するとしても、かなり質実剛健な大学であると思う。まだ行ったことはないが、本部には立派な図書館や宿泊施設などがあるそうだ。全国各地にある学習センターも、その中で地元には実際に行ってみたのだが予想以上に機能的で、キャンパスライフを楽しみたい人の必要にも不足は無さそうだ。自分も今働いている分野で博士論文にまとめたいことがある。いつか、自分のエネルギーをそちらにもっと割けるようになったら、博士課程に入りたいという願いを持っている。その時はもちろん放送大学でと思っている。

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