filizのページです。
Text Size :  A A A
ごあんない| はいく| 写真| つづる| さぬきにっき| リンク| うち、ムスリムやねん。| Twitter @Sanuki_Hottea| おたよりはこちらから| おしらせ
すさまじい近況なので敢えて詳しくは書かないことにします。
4つか5つ、いろんな領域で課題が同時進行している感じです。
あっちもこっちも!もうあかん!となりかけた時、
夫婦でThe Lord of the Ringsにはまり始めました。
頭の中のチャンネルがもう一つ増えて、
それなのになぜか、激流からパッと頭一つ抜け出せた感じがしました。

私はずっとアクティブな研究者になることを目指してきました。
研究や論文の根幹となる「問題意識」、
もしくは問題意識の前の、いわば研究動機のようなもの、
それが今、ものすごい量と勢いでチャージされている感じがします。
それが無かったり弱かったりしたら、データや文献があっても、
結局のところ最後までたどり着けないのです。
少なくとも私は。他の人も多かれ少なかれそうだと思います。
研究生活上の悩みってほぼそこにあると思うし、
それなしでとりあえず書いてしまえば悪しき妥協です。
そういう意味では、今は、研究者として一番重要なものを、
雨みたいにじゃんじゃん恵まれている時と言えそうです。
アクティブじゃないなんて誰にも言わせない!という状況ですし。

サムの台詞じゃないですが、
後から振り返って、今のことを書いたら、
それぞれが良い論文になると思います。
そう考えると気分が良くなるし、実際本当にそうだと思います。
-----
オリンピックの選手が、以前に金メダルを取ったり、
大敗したりしても、いずれにせよ、
4年かけて次の機会を目指す話をきいていて思いました。
前に進むことって、ただがむしゃらに行くだけじゃないのだと。
ほとんどの人はおそろしく遠回りに見えることをやっています。
後退、停滞に見えることも。
でもそれが先に進んでいることになるんですよね。
一度全部ぐっちゃぐちゃになって分からなくなって、
目標を見つめなおして、自分を見つめなおして、
過去の自分を乗り越えて、忍耐して努力して信じ続けて、
初めてその先に道があるんだと。
それから周りの人たちの支えと、それに対する感謝。

覚悟していたお別れが本当に来てしまって、
それまでの景色がまるで違ってみえるようになりました。
最後にお宅におじゃました時に言われた言葉が、
何度も何度も頭の中をまわり続けています。
そうですよ、そうですよと何回も応えています。
おっそろしく遠回りだけど確実だと思います、って。
-----
持病のため、新しい薬を試すことになりました。
この8年間、初めて、「治療」とか「治る」とかいう言葉と
いっしょに薬の話をききました。
いつかこんな日が来るということへの希望を、いつしか忘れて、
忘れたことさえも忘れていました。
今まで何種類の薬をのんだかも忘れてしまいました。
何種類の薬を拒否したかも。

この一粒の薬ができるまで、
何人の人が声を上げてがんばってくれたのでしょう。
何人の同じ病気の人が闘ってくれたのでしょう。
そういう人たちがいなければできなかったということだけは
自分の狭い経験の中からでも容易に類推できます。
私が何もしてこなかった間に。

だから、今度だけは拒否しませんでした。
どうなるかまだ分からないけれど、
効かないかも知れないけれど、
次の人のためにも。

-----
何年も前にしょっちさんが拾ってきたテレビが、
この間ついにこわれました。
その後、私のラップトップPCにubuntuを導入しようとしたら、
XPが立ち上がらなくなりました。
仕方がないのでXPを入れ直し、他のものは全部すっとびました。
もともとあんまり本体に依存していなかったのでそこまで困らず、
今も必要な時に徐々に付け加えていっている感じです。

テレビはこわれたままです。
でもなんとなく、心おだやかに過ごしています。
-----